冬虫夏草の成分

冬虫夏草の成分

冬虫夏草は蜘蛛や蝉などの虫に寄生したキノコの総称であり、虫ではありません。かなり稀な自然現象の一種であり、世界中でも三百種ほどしか発見されていません。漢方薬として中国で珍重されているコウモリガの幼虫でイモムシから出た一つの種を指し、学名では「コルディセプス・シネンシス」と言われています。

 

中国などでは古くから代表する優れた漢方薬として愛されてきました。歴代王朝の宮廷などを中心に、精力増強、強壮、諸病治癒、疲労回復、不老長寿に効果的と珍重されてきました。清朝の有名な漢方医学書には人間のエネルギーを生み出す源であり、身体を強壮させると紹介されています。

 

生きた虫に寄生するのは冬虫夏草しか発見されていないため、生態についてはまだまだ謎が多いと言われ、冬虫夏草はイモムシ、蝉、トンボ、ハチ、蚕のサナギなどたくさんの虫に寄生しますが、クワガタやカブトムシ、カミキリムシなどからは発見されていないそうです。

 

青海や中国、四川、雲南、ネパールからチベットの3000〜4000米の高山地帯に分布し、量が少ないので「幻のキノコ」とも呼ばれるなど、大変貴重なものとなっています。成分については十数種類のアミノ酸、炭水化物、粗繊維、カルシウム、脂肪、亜鉛、鉄、マンガンなどの微量栄養素が15種類発見されています。

 

中には制ガン効果が期待されるエルゴステロール・パーオキサイト、ベータグルカン、コルディセピン、コルディセプス酸などの成分も含まれています。成分を見てみると健康にとって良いはたらきをすることがわかります。